年の暮れになると、どの家庭でも大掃除をして新しい年を迎える準備をします。その際には、神棚も祖霊舎も同様にきれいにし、神棚(宮形)にお納めする御神札も新しくします。
これまでおまつりしてきた御神札は、お守りなどと一緒にまとめて、神社に設けられている古神札納所にお納めするか、神職さんに直接お渡しして、お焚き上げをお願いします。
1年もたちますと、旅行の際に各地の神社をお参りするなどして、その年におまつりしてきた御神札が随分と多くなることもありますが、遠方の神社の御神札を近くの神社にお納めしても差し支えありません。大切なことは、家族が清々しい気分で新年を迎えようとするときには、神棚も祖霊舎もきれいに御神札も新しくして、新たな気持ちで家庭のまつりを続けてゆくことです。